2024/08/16
ともに生きる社会かながわ憲章について
ともに生きる社会かながわ憲章 平成28年10月14日 神奈川県
一 私たちは、あたたかい心をもって、すべての人のいのちを大切にします
一 私たちは、誰もがその人らしく暮らすことのできる地域社会を実現します
一 私たちは、障がい者の社会への参加を妨げるあらゆる壁、いかなる偏見や差別も排除します
一 私たちは、この憲章の実現に向けて、県民総ぐるみで取り組みます
憲章については「ともに生きる社会かながわ憲章」ポータルサイト「ともに生きる社会かながわ憲章」ポータルサイトQRコード
8年前の7月26日。あの日の衝撃を私は忘れることができません。「意思疎通が図れない人間は生きている意味がない」という
でたらめな考えで、元職員の植松死刑囚が19人もの尊いいのちを奪った「津久井やまゆり園事件」。
このような事件を二度と繰り返してはならないという強い決意の下、私たちは県議会と一緒に「ともに生きる社会かながわ憲章」
を策定し、理念の普及に全力をあげてきました。
憲章が目指しているのは、誰もが支え合い、愛と思いやりにあふれ、みんなのいのちが輝く社会の実現であり、そのためには、
一人一人が相手の目線に立って、相手を思いやる心や行動が大切です。
「思いやりの心」が人から人に伝わり、「思いやりの連鎖」を生み出していけるように、県民、事業者の皆さんと行政が一体
となって取り組んでいきたいと考えています。
県民の皆さんのご協力をいただきながら、今後も「ともに生きる社会」の実現に向けて歩んでまいります。
神奈川県知事 黒岩 裕浩